富士フィルムX100Vの外観

カメラを持ち歩く、ということ

一眼レフカメラを買って日常の風景を撮影するようになってから、いつでもカメラを持ち歩きたいと思うようになりました。

私がメインで使っているNikon D750はフルサイズのデジタル一眼カメラでは小さく軽い方の部類になりますが、それでも毎日鞄に入れて持ち歩くのはなかなか気合が要ります。

毎日通勤カバンに入れておける、そんなカメラを探していました。

コンパクトデジカメという選択肢

富士フィルムX100Vの外観

カメラはミラーレス化で小さくなりましたが、やはりレンズを付けるとその分出っ張ってしまうので、どうしてもかさばります。

小型で写りがよいカメラと言えばGR IIIがありますが、やっぱり写真を撮るのであればファインダーがほしいなと思いました。そうなるとだいぶ候補は絞られてきます。

以前からFujifilmのフィルムシミュレーションが気になっていたのと、単焦点で割り切ったところに惹かれてX100Vを購入することにしました。

日常を切り取る

魚のオブジェと空の写真

X100Vはコンパクトで毎日の通勤カバンに入れておいても気にならない大きさです。特にレンズの部分の出っ張りが少ないのでかさばりません。

それでいて35mm換算35mm、開放F値2.0の単焦点レンズは開放から解像度が高く繊細な描写をする印象です。

自転車で走る人のシルエットと空

旅へ連れ出す

国立新美術館に差し込む光

軽くてかさばらない、ということは荷物を減らして身軽に動く旅でも大きなメリットになります。

クラシカルなスタイルは日常・旅のいずれでも自然と溶け込みます。

渋谷スカイから見た夕日

毎日持ち歩きたくなる、そんなカメラ

ガラス張りの建物と秋の空
ツインアーチ138からの景色

X100Vは決して万能なカメラではないと思います。ズームはできないし、今時のカメラでは当たり前の手振れ補正もついていません。

それでも毎日持ち出せる、そして持ち出したくなる魅力があるカメラです。

横浜 大桟橋ふ頭からの景色
東京国際フォーラムの風景
夕焼けと標識